【日本文化】意外と自分の国を知らない⁉押さえておきたい書籍3冊
英語を勉強していると外国の方に、日本文化について質問をされます。
でも全然答えられない…。
実は自分の国の文化って説明できないかも…。
マズイなぁ…と思うけど、何を知っておいたらいいんだろう?
この記事はそういった経験がある方に、
- 外国の方に質問されがちな内容を絞ってピンポイントで知ることができる
- コレを押さえておけばOKな、日本文化が知れる書籍がわかる
そのような内容になっています。
日本人でも日本文化を勉強しないと言語化できない
日本文化の教養を深める=言語化し説明できるようになる
管理人ベルは以前、ホームステイで外国の学生さんを受け入れた経験があります。
その時の外国の学生さんに質問されて困ったことベスト3↓
- なぜ神社があるのですか?
- わび、さびって何ですか?
- 武士のこころ構えは?
これ、ちゃんと説明できる日本人は少ないのでは?
私もしどろもどろになりました、日本語でも説明できません。
しかし、外国の方は割とこういう「日本人の精神性」みたいな所に疑問を持たれる方が多いようです。
そして、こっちが困るくらい深い所を質問して来られます。
日本にいると文化・精神性というのが当たり前にあるので言語化できないのですね。
頭の中でモヤーっとしている、だから人に説明するのが難しい。
日本のベースになっている「精神性」「文化」を改めて書籍で教養を深めて言語化できると、自信をもって人に説明できるようになります。
日本文化の教養が深まるおすすめ書籍3冊
教養としての茶道/竹田理絵
まず、著者の竹田理絵さん自身が、外国の方向けに茶道を紹介されているスペシャリストだということ。
大統領、セレブ、富豪など世界中の方に日本の茶道を発信されています。
なので、客観的に茶道を分析、良さ、大切さを書籍の中で教えて下さっています。
- 英語で茶道を紹介するフレーズが沢山載っている
- 日本人にとっても、茶道は大切な文化であることを教えてくれる
- わび、さびの概念を言葉で説明してくれている
イチロー選手、最近ではオリエンタルラジオの中田敦彦さんも茶道をされているとか…。
海外でも日本を代表する文化=茶道と思われるくらい、実はグローバルな文化なんですね。
本を読んだ後は、茶道を経験したことがなくても誰かに説明したくなりますよ♪
「あー茶道って素晴らしい!日本文化って凄い!着物が着たい!」と茶道教室のサイトを見にいってしまうくらい良い本です。
アマテラスの暗号/伊勢谷武
外国の方からよく質問されるのが「なぜ、日本は神社が多いのですか?」というもの。
でも、この質問に答えることって難しいですよね…。
- 古事記や八百万の神のことを聞かれてもな…知っているようで知らない
- 神道や皇室…やっぱり難しそう、敷居が高い
そう思う方も多いと思います。
そこでおすすめしたいのが、この「アマテラスの暗号」。
この本はいわゆる「日ュ同祖論」をベースに書かれた小説。
日本人とユダヤ人の祖先に共通性があるという説ですね。
こういう視点から神道の勉強をはじめるのも入りやすいのでは?
一見とんでも説と思われがちですが、この本を読めば180度考えが変わります。
- しっかりとした調査・資料や文献の研究・神社や研究者への聞き取りを著者がおこなった
- どんな世代にも最後まで読んでもらえるように、資料をたくさん記載しわかりやすくしてある
- エンターテイメント性を持たせテンポ良いストーリー展開となっている
むしろ日ュ同祖論を否定する方が難しいのでは⁉と思わざるを得ない内容です。
何より日本の成り立ちや神道・皇室を改めて知ることで、日本は素晴らしく世界に類を見ない、いい国なんだ!と思えるのがこの本のいい所です。
女子の武士道/石川真理子
「武士道=男性の文化」「武士道=昔の文化」と思いがち。
石川さんのおばあさまは幕末の武士の妻であり、孫である石川さんはおばあさまから、様々な教えを受けたそうです。
その武士の妻の精神が現代にも生かせるとのことで、決して昔の教えではないのですね。
- 武士道から人としての心得、恥の文化、お天道様が見ている文化を知ることができる
妻という立場から武士道を語るのでとてもわかりやすく、現代でも生かせる考え方がたくさんあるなと思います。
この本を読んで、何だか背筋が自然とピンッとなりました。
日本人の礼儀を重んじる精神性を改めて知ることができる良い本です。
まとめ:日本文化を改めて勉強すると面白い!
茶道・武士道・神道は世界的に見ても注目されている文化です
日本文化について学ぶ入門書として3冊をご紹介しました。
何となく知っている日本文化を改めて書籍で勉強することで、自分でも自信をもって人に説明できるようになります。
ぜひ一緒に世界に向けて日本文化を発信しましょう♪
楽しみながらお互い勉強していきましょうね。
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