【悩み事で困っている】うまく乗り切る思考法とは?年齢や内容を問いません

風景人生が整う読書と本

【悩み事で困っている】うまく乗り切る思考法とは?年齢や内容を問いません

道

職場の人間関係で悩んでいます。

私も家庭や子供、お金の心配が尽きません。
いつも何かの悩みがあります。

それ、人間の悩みの本質を知ることで、楽になる方法があります

  • 自分の正負の法則を知る
  • 脳科学の知識を持つ

この2つを知ることで、年齢や内容を問わず、大体の悩みをやりすごすことができます。

一緒に考えて行きましょう、気持ちが楽になりますよ。

  • 管理人→医療福祉の専門相談員を25年してきた経験あり
  • その仕事の経験と、読書から得た知識で悩みの本質をお伝えする記事です
  • 年齢、悩みの内容を問わず使える思考法です

悩み事の本質は、2種類の人間がいること

誰もが何かの悩みを持ち、辛い気持ちになるものです。

私は仕事柄、医療・福祉の専門相談員を長年やってきたので、人の悩みの相談をたくさん受けてきました。

仕事・家庭・人間関係・お金・健康、と人間の悩みは次々と出てくるものだと感じます。

そして様々な人の悩みに触れている内に、気づいた事があります。

  • 悩んでいる人は常に悩んでいる
  • 心配事はあるけど、明るく過ごす人がいる

結局、人はこの2種類なのではないかと。

このシンプルな問いを解決すべく、自分で色々と調べてみました。

その仕事の経験と読書から得た知識で、わかったことがあります。

すべての悩み事に共通することはなにか?

人間関係・健康・お金…キリがない!

ぶっちゃけで言うと、人の悩みは千差万別、次々と出てくる湧き水、どんどんハマる底なし沼。

要は人間の悩みに終わりはなく、キリがないのです。

そんなの…当り前じゃない?

そりゃそうですよね。

では、冒頭の「心配事はあるけど明るく過ごしている人」はキリがない悩みをどう対処しているのでしょうか?

心配事があっても明るく過ごす人の考え方

確かに存在する!悩みをうまくやり過ごしている人

以前、かなり深刻な家庭の事情や、健康問題を抱えている方を、何件か担当したことがあります。

そのなかで、まわりから見て結構キビシイ状況でも、当の本人はそれほど深刻に構えていない方がいました。

その方々を観察していると、次のように考えていることがわかったのです。

  • 良いことも悪いことも一時の事
  • 人生にはいい時と悪い時の波がある
  • 自分の機嫌は自分でとる

確かにこの考え方は聞いたことがありますよね。

それができれば悩みません!
できないから困るの!

この、上手に悩みをかわしている方の、何となくぼんやりした思考を、書籍から得た知識に当てはめます。

すると具体的になり、わかりやすくなるのです。

2冊の本から学んで悩みを乗り切る

書籍2冊から学ぶ

ここからは、以下の書籍を参考にして解説をしていきます。

正負の法則の本
ああ、正負の法則/美輪明宏
3つの幸福の本
精神科医が見つけた3つの幸福/樺沢紫苑

この世は正負の法則で成り立っている

美輪明宏さんの「正負の法則」というものがあります。

  • この地球のすべての出来事は〈正〉と〈負〉出来ている、という考え方
  • 自分自身にも〈正〉の部分と〈負〉の部分がある
  • 〈正〉ばかりの生活をしていると、いずれ〈負〉がやってくる
  • 〈正〉と〈負〉のバランスが大事、どちらもほどほどに

つまり、この世は…

人生は何かを得れば、何かを失う。
何かを失えば、何かを得る。


ここにすべて当てはまっているのです。

そして、この考えを持つと不思議と、迷いなくスッキリとした人生が送れるのです。

実際、私が担当して見てきた心配事はあるけど明るく過ごしている人の大半の方は、この考えがベースにありました。

自分の正負の法則はなにか?を整理する

では、正負の法則とは何ぞや、と思う方に具体的にお話していきます。

  • 昼と夜
  • 陰と陽
  • 男と女
  • 光と影
  • 上がる下がる

これが正負です、要は相対する正反対の要素ですね、地球上のすべての要素がこの法則です。

これを私自身に当てはめます。

管理人ベルの〈負〉の要素
  • 頭痛や婦人科の病気持ちで、健康状態は良くない
  • 両親の仲が良くなかった
  • 自分の希望する学校や仕事に就けなかった

次は私が自分で考える〈正〉の要素

〈正〉要素
  • 病気をしてきたが、ちゃんと生活できている
  • 夫・子供に恵まれた
  • なんだかんだ言って、今の仕事が向いている

お恥ずかしいですが、私の正として思っていることです。

このように自分の〈正〉の部分はコレ、〈負〉はコレと冷静に整理しておくのです。

ココがとても大事です!

自分のこういう所が負なんだ、じゃ正の部分ってどうなんだろう?

と落ち着いて分けて考えるのが大切なのです。

正負の法則がもたらすもの

悩みばかりで、私に正の要素なんてないわ!

そう考えてしまう人はまず〈正〉と〈負〉は必ず誰でもある、と大前提で考えてもらいます。

本当にあなたは正の部分が無いですか?

  • 普段あたりまえだと思っていることが、実は正だったりします
  • 自分は負ばかりだと思っていると、正が見つからなかったりします

私自身も体が弱くて負ばかりだと思っていましたが、頼れる人がいる、愛情に恵まれている、食べるものもなくて困ることもない。

あーこれ、正じゃん!と気づけたんですよね。

自分の正負を冷静にわけることが出来るようになると、人を羨んだり流されることも少なくなりますよ。

自然と自分の境遇に対して、感謝の気持ちも生まれます。

〈正〉と〈負〉のバランスをとるのが大事

私の〈負〉は離婚してること
〈正〉は子供と一緒にいれること、大好きな趣味があること

分けることが出来たら、次の段階です。

  • 〈正〉ばかりだといずれ〈負〉が訪れる
  • 上がったら、あとは下がるだけ、そして下がってもまた上がる

この法則を念頭に置いて過ごすと…

「あーこんなことが起きるのは、あんないいことがあったからか…」

「ラッキーだ!前に悪いことばかり続いたからなー」と自ずと自分の正負の波がわかるようになるのです。

良いことばかりだとちょっと冷静になろう、と思えます。

悪いことが続いても、長くは続かない、とこれまた冷静に自分を見ることができるのです。

  • 良いことも悪いことも一時の事
  • 人生にはいい時と悪い時の波がある

冒頭で登場した心配事があっても明るく過ごしている人、は正負の法則の思考を使っているのですね。

脳科学的な知識を取り入れる

人気YouTuberで精神科医の樺沢紫苑さんが提唱する3つの幸福論があります。

幸せは3つの脳内物質で決まる(重要度の順番もコレ!)

  1. セロトニン的幸福
  2. オキシトシン的幸福
  3. ドーパミン的幸福

悩み解決に関係あるの?

冒頭での、心配事があっても明るく過ごしている人が、自分の機嫌は自分でとるという考えであるのに大いに関係しています。

  1. まず、自分を大切にする
  2. そして家族や仲間を
  3. その上で仕事や役割を頑張る

樺沢先生の提唱する幸福論は、脳内物質をいかに活性化していくか、が元にあります。

でも全然難しくなく、すぐに行動できることばかり。

ただ、なんとなくで良い習慣を持つよりも、脳科学の知識を持つことで、より効果的になります。

すると自分のケアがより、しっかり出来るようになるのです。

脳科学の知識を持つとどうなるか?

ではここから具体的に3つの脳内物質を見て行きましょう。

※下記は樺沢紫苑先生の書籍から引用しており、ほんの一部です。
ぜひ書籍の方で勉強してみて下さい!

主な作用と具体的な行動です、優先順位を守りましょう。

セロトニン→心と体の健康(一番優先!)

  • 清々しい・さわやか・気持ちがいい
  • ホッとする・のんびりできる
  • 平常心

セロトニンが出る行動

  1. 睡眠をしっかりとる・休む
  2. 適度に運動する
  3. 朝日を浴びる
  4. 気づく(感謝・自己洞察・プチ幸せ)

オキシトシン→つながり・愛

  • スキンシップ・寄り添い
  • 安心感・幸福感・癒し
  • 家族・友人・ペットとの触れ合い
  • コミュニケーション・所属への安心感

オキシトシンが出る行動

  1. 何かのコミュニティに参加する
  2. 家族・友人を大切にする
  3. ペットと過ごす・植物を育てる
  4. 人に親切にする・ボランティアに参加する
  5. 感謝をする

ドーパミン→達成感・成功・お金(上2つの脳内物質が優先、最後に求めるもの)

  • お金・財産・仕事の成功
  • 目標達成・自己成長・やる気
  • モチベーション・ご褒美
  • 褒められる・欲・娯楽・趣味

ドーパミンが出る行動

  1. 日々のプチ成長を意識する
  2. いつもいる場所から出てみる
  3. 目標設定を細分化する
  4. チャレンジする
  5. 「ワクワクすること」をする

冒頭にあった、私が前に担当した心配事はあるけど明るく過ごしている人は次の状況でした。

  • どんなに家庭が深刻な状況でも、しっかり自分の体調管理をしていた
  • 忙しい合間をぬって、自分の趣味の仲間に会っていた
  • できる範囲の中で趣味の挑戦を続けていた

しっかり脳内物質と関連しています、そしてご本人も悩みに飲み込まれないよう、意識されていたのです。

つまり悩み事は深刻であっても自分の機嫌は自分でとっていた、のです。

まとめ

悩みの本質を考え、乗り切る思考法を解説しました。

  • 悩みを上手にやり過ごす人は「正負の法則」と「脳科学」を使っている
  • 何となくではなく知識として法則を知ることが大事

意識してみて、苦しい状況が少しでも和らぐといいと思います。

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