英語の音読がいいって聞くけど…本当かな?
読むだけで何がいいのか、わからないです…。
私も…前にやったけど…
続かなかったなぁ…
それ、英語の音読を「ただ英語を読む」と考えてしまっているからです。
本当の音読のやり方を知ることで、英語学習がぐっと進みますよ。
特に英語の初心者はより効果がわかりやすいですよ!
英語の初心者ほど効果がわかる!音読をオススメする3つの理由
英語の初心者にシャドーイングは早すぎるから
あなたは、もしかしてシャドーイングをやっていませんか?
実はシャドーイングは初心者には難しい学習なのです…。
なぜなら、初心者はまず言語を処理するベースになるものを頭の中に作らないとダメだからです。
その最適な方法が「英語の音読」なのです。
管理人ベルは英語学習の挫折を何回もしてきました。
特に音読は全くやっておらず、飛び越してシャドーイングを先にやってしまいました。
YouTubeで英語上級者が紹介していたシャドーイングを「かっこいい♪」と思ってやってみましたが、まぁ難しい、だから続かない。
シャドーイングは英語初心者には早すぎる学習法だったんですね。
音読…
単純で飽きるよね…。
効果もあるのかな?
力がついていることを実感できれば、飽きることはありませんよね♪
そのやり方を知って、継続してやってみましょう。
もちろん、正しいやり方で!
音読を続けると「頭に英語の回路ができた!」瞬間が訪れるから
小学校時代、国語の授業で教科書を読む練習を良くしましたよね。
しかも何回も何回も、ひらがなを覚えたての低学年の時に。
よく国語の宿題で音読が出て、自宅で親に聞いてもらっていた記憶が管理人ベルにもあります。
これ、理にかなった学習法なのです。
だから国語の授業で教科書読みを何度もやらされたのね…
英語の学習でも同じことが起こります。
音読は言語を処理する脳のベースを作るのに大切な学習法なのです。
なので、一度言語の回路ができると今度は音読しなくても頭の中で処理が出来るので、むしろ音読は時間のかかるものに感じます。
こうなればしめたもの!
もう音読をしなくても良い時期になります。
だから国語の授業の音読も低学年でクリアしてるのですね♪
英語の回路が出来た瞬間なんて来るのかな…
どんな感じなんだろ。
これが本当に来るのですよ。
管理人ベルも体験しました、ちょっと感動モノでしたよ!
こうなれば英語の回路が出来た!と思ってOKです。
シャドーイングなどの次の学習に移りましょう。
音読で自然と口から英語が出てくるようになるから
そう、正しい音読をするとなぜか口から英語が出てくるようになるのです。
目・耳・口・頭でフルに使って音読をしたので、体に意味と英文が染み込んだ状態になります。
- 英文と意味が同時にわかる回路が出来ている
- そうなると何も考えなくても読んだ英文が口から出てくるようになる
- 音読で読んだ文を自分でアレンジ出来るようになる
- 自分が「こう言いたいな」と思う英語も作れるようになる
…といったことが起きます。
実は英語を話せる人を良く観察すると、覚えた英文を使いまわして話していることに気づきます。
音読をするとこの状態を作ることが出来るのですね。
音読の効果的なやり方
大切なのは「意味のわかる英文をくりかえし声に出す」こと
「音読をやっても効果が出ない」と感じる方で多くの方がやってしまっているのが次のやり方です。
- 自分が理解していない英文を音読している
- 基本的な文法が勉強不足
- 音声変化を知らない
結局、英文を理解していないとダメなのね…
英語の音読は、音と意味を自分の言葉で発して、体に染み込ませる訓練なのです。
なので、意味がわからない英文を読んでいても全く効果はないです。
そして大切なのは耳です。
発音・音・リズムは今後の英語学習でかなり重要です。
ここで間違った発音やリズムを身につけてしまわないようにしましょう。
早めに音声変化を知って、正しい音で音読をすることが大切です。
参考記事→ 【音声変化】初心者必見!5つのルールで英語は絶対聞き取れる
適切な教材を選ぶ
適切は教材とは「自分にとって」という意味です。
世に出ている教材は、あくまでその教材を出した人が良いと思うものです。
あなたに適しているとは限りません。
大事なのは「今のあなた自身が意味のわかる英文が載っている教材」です。
選ぶコツは…
- 音声が付いている教材を選ぶ
- 英文の成り立ちがわかる教材を選ぶ
- その教材をやりきる自信があるボリュームのものを選ぶ(達成感が大事)
管理人ベルは書店で教材を手に取り、中身を見て「このレベルならわかる!」と思うものを選びました。
ネット購入だと結構難しいものを選んでしまいがちでしたね…。
はっきりと声に出す
恥ずかしがらずしっかり声に出して読みましょう。
大切なので何度も言いますが、英語の音読は、音と意味を自分の言葉で発して、体に染み込ませる訓練なのです。
- 音声をかならず確認して同じく読む
- 読みながら意味をイメージする
- 頭で日本語に訳さない
- チャンク(意味のまとまり)ごとにイメージするのを意識する
気がつくと「ただ読んでるだけ」の状態になりがちです。
しっかり頭で意味をイメージしながら読むのがコツ。
音読…
なにげに集中力がいりますね!
参考記事→ 英語がスラスラ読める!チャンクリーディングの効果とは?
リズムを感じながら声に出す
英語は日本語にはないリズム・抑揚・強弱があります。
ここをおろそかにしてしまうと、ネイティブが聞き取りづらい英語になってしまいます。
音声をしっかり聞いて、近づけるように何度も音読してみましよう。
自分の音読をボイスメモして聞いてみる
自分がどんな英語を発しているか、客観的に感じることが大切です。
死ぬほど恥ずかしいですが、自分の音読をボイスメモで聞いてみて下さい。
音源と全然ちがう、リズムが違うことに驚愕します。
管理人ベルも自分の英語を自分で聞いてかなりヘコみました。
でも、ここからが成長の時!手本に近づけるように、その後何回も音読していきましょう。
慣れてきたら「速く読む」をやってみる
音読をしっかり続けていくと、意味をイメージしながらスラスラと読める時がかならず来ます♪
そこで次には…
- できるだけ速く読む
- 英文から目をそらして言ってみる
- この表現を自分で使うんだ!と思って言う
高速音読は脳科学の点からも「速く読めば読むほど脳が活性化する」と言われています。
管理人ベルの経験では、高速音読をしていると実際の音源が「とてもゆっくりに聞こえる」という体験をしました。
音読…
リスニングにも効果あり…なのね。
英語が口から出る:音読のおすすめ教材
1分間英語で自分のことを話してみる:浦島 久
音読はもちろん、今後の自分の自己紹介にも使える一石二鳥な教材です。
- 短すぎず長すぎず、の1分くらいで読める丁度いい長さの英文が沢山載っている
- 前半は初心者にもやさしい文、後半になるにつれて段々難易度もあがる
- なので、自分がステップアップしてるなぁ…と思わせてくれる内容
- もちろん、音声もついている
- 文法も初心者向けでわかりやすい
そもそも英語ってなに?:里中 哲彦
世界の共通語はなぜ英語なのか?の解説から、学習の方法まで英語に関する様々な情報が載っています。
中でも、「同時通訳の神様」と言われる、國弘正雄先生の勧める音読の方法が具体的に解説されています。
管理人ベルも先生の方法を参考にさせて頂きました。
中学英語長文2:入試長文がすらすら読める編
英文法の勉強をはじめた方におすすめです。
チャンクごとに英文にスラッシュが入っているので、意味のイメージもつかみやすく音読にも向いている教材です。
難しいと思われる方は1を先にやってみて下さいね。
まとめ:効果的な音読のやり方でなぜか英語が口から出るようになる
正しい音読の効果とやり方を解説しました。
英語学習の初期の初期でしっかり音読をして、英語の回路が頭にできると、その後の勉強もかなり効率良く進めることが出来ます。
ぜひ音読を飛び越さずにじっくり取り組み「英語わかる!たのしい!」と思って頂きたいです。
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