結局、英語の学習は何から始めるのが正解なんでしょうか？
正解は、「今の自分の英語のレベルを知ること」です！
この記事は…
ネットで見た学習法をやったけど、上手くいかない
オンライン英会話やネイティブに英語を教えてもらったけど、しゃべれない、ついていけない
英語の勉強を始めたばかり
…といった方向けに、わかりやすさ重視で解説をしています。
管理人ベルは、いろいろな英語学習の教材を手に入れては挫折…勉強が嫌になって何度も中断した経験があります。
挫折の経験から言えることは…
- 今の自分の英語のレベルに全くあっていない勉強法をしていた
コレがいちばんの原因でした。
逆に言うと、自分の今のレベルにあった英語学習をすれば挫折せずに最速・最短で英語が話せるようになります。
この記事は…
- 自分の英語のレベルの知り方
- そのレベルにあった英語の学習法は何か？
が解決できる内容となっています。
ぜひ学習してみてください。
レベル別：英語初心者の最速・最短の学習法
「第二言語習得研究」を活用することが、英語学習の最短ルートです
この記事は「最速最短・英語学習マップ：StudyHacker ENGLISH COMPANY」を参考にさせて頂いています。
英語の勉強を始めたときに出会っていれば、英語の挫折や遠回りをしないで済んだのに！と思わせてくれた本でした。
この本は「第二言語習得研究」をベースとして英語学習の方法を提案してくれています。
日本人が英語を学ぶプロセスを研究してる…ってこと？
そうです！
かなり研究されている学問であり、その上科学的にも実証されています。
なので、手当たり次第に学習をはじめるよりも、このプロセスに沿って英語学習を進めたほうが、最速・最短で英語が身につくのです。
最速最短で英語を習得するには、自分のレベルを知ることが大切
あなたは今の自分の英語のレベルを知っていますか？
うーん…意外にもわかっていないかも…
自分の英語の状態を知ると自分のレベルがわかる
わかっているようで実は知らない自分の今の英語の実力。
自分のレベルがわかると「やるべきこと」がおのずと見えてきます。
自分にあったレベルと課題をはっきりさせることが学習の最短ルートです
自分のレベルに合った学習法【初心者向け】
自分にあてはまる状態を確認する
「自分の状態はここだな」と思うレベルを確認してみて下さい。
そして、そのレベルにあった学習法を進めて下さいね。
レベル０：中学英語で学んだ語彙・文法をかなり忘れてしまった状態
やるべき学習：中学レベルの文法と語彙の習得
→英文法 たのしくて効率的な３つの勉強法
：語彙のコアイメージを把握する学習（理解が早まる）
→６つの基本動詞を使いこなそう｜英語の初心者でも会話ができる！
このレベルのゴール：中学文法と基本単語が瞬時に理解できる
レベル１：英語をゆっくり読めば理解できるが、単語をひとつひとつ訳しながら読む状態
やるべき学習：英語を語順のまま理解する、返り読みしないで読む学習
→チャンクリーディング（意味のかたまり）で理解する読解法を学習する
：音読をする
→ほぼ全部の語彙の意味がわかる教材を使う。イメージできる状態でスムーズに読めるまで繰り返す
このレベルのゴール：すばやく読める
※チャンクリーディング・音読の参考書を下記で紹介しています
レベル２：読めば簡単な英文なのに上手く聞き取ることができない状態
やるべき学習：音声変化のルールを知って単語をすべて聞き取る学習
→【音声変化】初心者必見！５つのルールで英語は絶対聞き取れる
このレベルのゴール：音声知覚ができている
私はここが苦手だなぁ…
私も…ここのレベルにずっといる気がする…
焦らずにここまでのレベルをしっかり出来るようになるまで、学習を繰り返すことがとってもとっても大切です！
ここを中途半端にして次のレベルに行くと必ず挫折します！←管理者経験済み
レベル３：英語をなんとか聞き取れるが、内容の理解に時間がかかっている状態
やるべき学習：英語の意味を思い浮かべながらシャドーイングをおこなう
少しずつ教材の難易度を上げて負荷をかけていく
このレベルのゴール：英文が長くても聞き取れ、内容の理解もできる
レベル４：話の内容をその場では理解できるが、次のアクションに移ることができない状態
やるべき学習：記憶にとどめておける余裕ができるまで、理解の自動化のトレーニングを繰り返す
負荷の高いシャドーイングを続ける
このレベルのゴール：英語を聞き取った後に、相手に返答ができる
レベル５：正確に話し、書く事ができる状態
やるべき学習：自分が考えたことや、行動したことを言語化する
→独学学習に効果あり 英語日記の書き方
→【ひとりごと英語】英語が話せる人がやっている学習法
→自分の英語スピーチを録音し聞く
レベル６：流ちょうに話し、書くことができる
やるべき学習：分単位で時間を区切り、あるテーマや意見をお互い言い合うなど
いや…もうここまで来たら十分でしょ…。
レベル７：複雑に話し、書くことができる
やるべき学習：相手との関係性に合わせ、TPOに応じた言葉使いをする学習
ここまで来れたら、いいなぁ…
おすすめ本：レベルに応じた参考書
学習全体
最速最短・英語学習マップ：StudyHacker ENGLISH COMPANY
この本を読んだことで「自分の現在地を知る」ことの大切さがわかりました。
読む価値アリです
チャンクリーディング
中学英語長文２【入試長文がすらすら読める編】
チャンクリーディングの参考書がなかなか見つからない中、入試用の参考書でいいのを見つけました。
意味のかたまりごとにスラッシュが入っていて、学習しやすくなっています。
音読
英語で泣けるちょっといい話
音読にもチャンクリーディングにも使える本です。
中学レベルの英語で初心者にもわかりやすく、しかも本当に泣ける話が多く、読み物としても良い一冊。
まとめ：自分のレベルにあわせて学習しないと、結局遠回りになる
いろいろな学習法をご紹介しましたが、どれも「知っている・聞いたことがある」ものばかりだと思います。
ではなぜ学習の効果が出なかったのでしょうか？
- 今の自分の英語の状態を知る
- 目指す状態はなにかを知る
- そこに行くための課題を知る
これらを把握していなかったので、結局挫折や遠回りになってしまったのですね。
基本的な文法・語彙の知識が無かったり、相手の英語が聞き取れない状態で英会話の練習を始めてしまうことが最も非効率な学習法なのです。
自分のレベルを的確に見極め、学習を続けて頂きたいと思います。
自分の英語のレベルを知ることが最速・最短の英語学習です。
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