英語がなかなか話せなくて…
英単語の覚え方が足りないいんでしょうか?
いいえ!
実は英語の勉強では
「たくさん英単語を知っている」と「英語が話せる」はイコールにはなりません!
日本人の考えに多いのは
英語を話すには「たくさんの単語を知らなくてはいけない」という思い込み。
これがそもそも英語学習にブレーキをかけてしまいます。
管理人ベルも英単語を覚えたくて単語カードを作ったことがあります。
でも…せっかく覚えても、結局口から英語が出てこないんですよね…。
なかなか新しく単語も覚えられないし…。
英語を勉強し始めた方が、学習の入り口でハードルを上げ過ぎて、英語を嫌いにならないよう
わかりやすさ重視で解説しています。
この記事を読んで是非…
「知っている英単語でここまで話せるんだ!」と驚き、「言いたいことが英語で言える!」と自信が持てて、「英語たのしい!」と感じて欲しいと思います。
参考記事→【中学英語で話せる】言い換えテクニックで英会話が上達する!
6つの基本動詞の学習ステップ(英語初心者の方向け)
6つの基本動詞で十分ネイティブに伝わります
今までに身につけた中学レベルの動詞を使いこなすことで、ネイティブに伝わる英語も話せるようになります。
…と言った学習のステップが、無理をして新しく英単語を覚えなくても済む方法です。
少ない単語を最大限に使いまわせばいいのです!
英語を話すという事は…
今の自分が知っている知識で自分の言いたいことが言えることです。
自分が言いたいことを「この動詞・単語で言えないかな」と考えることが、英語学習の最も効率的な勉強法になります。
基本動詞って… get have make goとか?
それだけで会話って出来るようになるのかな…
大丈夫です!
ネイティブの会話もよく聞くと実は基本動詞を使っていることが多いのです。
そして話す方も言いやすいし、実は聞き取る側もわかりやすかったりします。
まずは覚えやすく活用しやすい6つの基本動詞を覚え、使えるようになったら徐々に他の基本動詞も勉強していく…
これが初歩の段階の学習のいちばん効率的で挫折しない学習法となります。
基本動詞 get(成し遂げる・手に入れる)
ネイティブも実は使うことが多い get
ネイティブの英会話を聞いていると「ん?結構 get って言ってる?」と気づくことがあります。
あらゆるもの…
だから get の出番も多いんですね…
覚えるのが大変そう…
確かに色々な表現に使えて便利なgetです。
表現は多いですが、イメージを持つことでピンポイントで使えるようになりますよ。
※注意
同じ「~なる」の意味の become は「永続的な変化」
それに対し get は「一時的な変化」を表すときに使います。
そう言われると…getは
確かに「なかった状態」から「ある状態」に変化してますね。
※注意
「to」がつかないときがあります!
「到着する・着く」の意味のgetのときの次の3つは「to」はつきません。
なぜならhome,there,hereにtoを表す「家へ」「そこへ」「ここへ」の意味がすでに含まれているからです。
- get home
- get there
- get here
getは本当にいろいろ使えますね…。
まだまだ表現あります。
やばい…
get 無限すぎる…
本当に!
ネイティブが使うのもわかるくらいの表現の多さですよね!
getを使いこなすだけでも、かなり会話が出来そうですよね。
基本動詞 do(なにかの作業・動作をする)
シンプルに「する」そして万能な動詞 do
管理人ベルはこの「do」の使い方を知った時に「do使ってれば大体通じるんじゃね?」と思ったくらい
使い勝手の良い基本動詞です。
使い勝手はいいですが、例外があります。
「今やっている!」「やったよ!」「おわったよ!」のバリエーションも簡単に使えます。
「do」がある!
…と思っただけで安心するくらい色々使えますね…。
本当に「do」はお守りみたいです…。
do + ものごと = 使いまわし無限…ですね。
基本動詞 have(自分のテリトリーに置く)
いろいろなモノ・コトを所有する have
ネイティブにこの「have」のイメージを質問すると「いっぱいありすぎてわからない!」言うそうですよ。
それくらい、この「have」は様々な意味を持っている基本動詞なんですね。
ですが、核のイメージを持つことで、使い方が明確になるかもしれません。
わかりやすく説明するために「get」と比較すると…
getが「動的に手に入れる・ゲットする」のイメージに対し
haveは「単に所有する」のイメージになります。
なるほど…
ただ「持つ」のイメージだけだと、英文も限定されそうだけど…
「所有・テリトリー」のイメージだと、色々言い回しが出来そうですね!
そうですね!
やっぱり核のイメージを持つって大切だなぁと思いますね。
確かに…すべて「所有」と「自分のテリトリー」ですね。
基本動詞 take (自分の意志で選択して~する)
自分で何かを選び取るイメージ take
「take」ってよく見るけど、イメージがもやっとしていませんか?
管理人ベルはこの「take」の使い方が本当に苦手でしたね。
でも核のイメージを持つことで「そっか!このモヤモヤの答えはそれだ!」と思うことが出来ました。
管理人ベルはずっと「takeとgetの違い」がつかめずにいました。
ふたつの違いは…
- take = その行動が意図的・自分の意志である
- get = 意図的でない時も含まれる …と言うことです
うーん…
わかるようで、わかりづらい…。
ですよね…。
あー…
「get」は確かに自分の意志で選んでいない場合も使ってますね…
そして、takeは他にたくさんの使い方が出来ます。
確かに… 例文は全部、いくつかの中から自分で選び取ってるイメージですよね。
基本動詞 make(何らかの形をつくる・力を込めて)
make おなじみ「作る」…以外に「~する、~させる」力が加わるイメージ
管理人ベルは「make」はどうしても「作る」くらいしか浮かびませんでした。
でも核のイメージを持つことで、表現が一気に広がりました。
makeってそんなイメージでしたっけ?と思いますが、例文を見ると「なるほどー」と思うことが出来ます。
意外とmakeはパワーがあるんですね…。
ホントだ…
makeは人の手が加わっているイメージですね…。
基本動詞 go(ここからはなれて、他の場所へ行く)
「行く」だけじゃない、中心から離れるイメージ go
この「go」をただ「行く」のイメージだけで捉えてしまうと、なかなか表現が広がりません。
この「ふらっと行く」がイメージを捉えるカギになります。
わかりやすく説明するために「get to」 と比較すると…
「get to」は「苦労して目的地に到着する」に対し、「go to」は「スムーズに目的地に行く」のニュアンスになります。
行き慣れた会社へ行ったら I went to office.
何かトラブルに合って、苦労して会社へ行ったら I got to office.ってことですね。
そうです!
管理人ベルは正直、goとgetってよく違いがわからずにいましたから…。
上の説明を聞いたとき、目からうろこ状態でした。
核のイメージって大事だなと改めて思いますね。
そして、goは前置詞・副詞・動名詞が一緒について表現されます。
go+アルファで覚えることが大切です。
※注意
「~に行く」の「go to」の後には名詞で表現される「場所」が入ります。
例えば、学校、職場、お店…などです。
あ。じゃあ、やっぱり…。
GO TO トラベル…って違和感ありましたもんね…。
6つの基本動詞を、英語日記・ひとりごと英語で使いこなそう!
「これ基本動詞で言えないかな」を日記とひとりごとで考えてみる
6つの基本動詞のイメージを学習したところで、英語日記やひとりごと英語で自分の身の回りのことを英語にしてみて欲しいと思います!
たった6つの基本動詞で??
そう思うかも知れませんが、意外と言えるものですよ!
最初は簡単なことからで十分!
「これ言いたい」 → 「get・do・take・have・make・go のどれかで言えないかなー」→「何とか作ってみる」 → 「出来た!」 → 自身がつく → 「英語たのしい!」
と、ひとつの例文でもいいので是非作ってみて下さい。
基本動詞のイメージを持ったことで、自分が思った以上に例文が作れることに驚かれるのではないでしょうか?
そうやって少しずつ自分の中から、英語を作れるようになることが「英語を話せる」ことに繋がるんですね。
英語日記の書き方 → こちらをどうぞ!
ひとりごと英語の効果的なやり方 → こちらもどうぞ!
基本動詞 おすすめの本 (他の基本動詞も学べます)
おすすめ本: 動詞・キャラ図鑑
著:関正生・煙草谷大地
動詞をキャラに置き換えて記憶に残りやすく、がコンセプトの本です。
イラストも可愛くておまけに解説も詳しいので、基本動詞のイメージがしっかり頭に入ります。
さすがカリスマ講師の関先生の本だなと思える、可愛いだけじゃないしっかりとした実用本です。
おすすめ本: 英語は20の動詞で伝わる
著:佐藤洋一
今回の記事では6つの基本動詞を解説しましたが「もっと表現を広げたい」「他の基本動詞も知りたい」といった方におすすめの本です。
この記事の6つを入れた20の基本動詞を解説した本です。
come.put.give.keep.などなどが紹介されています。
他の基本動詞を学べばより多くの表現ができ、自分が言いたいことも英語で言えるようになります。
動詞のイメージの捉え方の解説も的確で、すーっと頭に入ってくる1冊です。
まとめ
新たに英単語を無理して覚えなくても良い方法をご紹介しました。
中学レベルの基本動詞を使いまわすことで、英会話はできます。
最初は無理せず6つの使いやすい基本動詞を覚えて使いこなします。
それぞれの基本動詞の核のイメージをしっかり捉えることで、使いこなせるようになります。
覚えた基本動詞で自分の「言いたいこと」を作ってみます。
以上が、英語学習の効果的で挫折の少ない勉強法です。
是非、たのしく学習を継続して行ってくださいね。
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